84話「地獄のヒーロー」の最後のチェンソーマンがめちゃかっこいい!
中の人です。
84話「地獄のヒーロー」ではついにマキマの本当の目的が明らかになった。
このマキマの目的について整理し考察していく。
マキマの本当の目的
マキマの目的は「より良い世界を作ること」だった
このマキマの言うより良い世界とはなんなのか?
マキマはその世界について例を上げており、そこで「死」や「戦争」、「飢餓」のない世界と言っている。
言い換えると「死の悪魔」や「戦争の悪魔」、「飢餓の悪魔」などの、悪魔のいなくなった世界である。
悪魔のいなくなることの意味
チェンソーマンが悪魔の存在を消すことで、その悪魔に関連したことが認識できなくなるようだ。
そのため岸辺隊長は「ナチス」を覚えていなかった。
つまり悪魔がいなくなると関連した記憶もなくなるため、歴史が書き換わってしまう。
今まで消えた悪魔と歴史
これまでチェンソーマンが消した悪魔たちを、マキマは2回に分けて説明している。
1回目の説明
この1回目は全て災厄のような歴史だ。
これら悪魔がいなくなることで恐怖がなくなるため、人間にとってプラスに働きそうだ。
追加情報
このうち「アーノロン症候群」「祖啞」「比尾山大噴火」については全く実在しないものであったため、現時点では何かが確認が取れていない。
(Twitter界隈では岸辺隊長が感じた 「何言ってんだコイツ感」を演出するための造語と言われている)
2回目の説明
この2回目は3つを上げている。
- 人なら誰でも持っていた第六感
- 子供の精神を壊すとある星の光
- 生命が寿命を迎えると死の他にあった4つの結末
このうち「人なら誰でも持っていた第六感」は我々人間とって不執拗なものだったのか疑問に残る。
また「生命が寿命を迎えると死の他にあった4つの結末」は4つの福音書のことを指しているようだ。
4つの福音書とは「マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書」である。
この福音書とは「良い知らせ」という意味で、イエスの死と復活の知らせるためのメッセージである。
ここで上げた例として、悪魔が消えることで災厄などの負の感情が人間から消える一方で、幸福な感情も人間から消えるのだ。
悪魔のいなくなった世界とは?
悪魔がいることで我々は恐れた感情や記憶を持つことができるようだ。
つまり悪魔のいない世界とは人間が心を失った世界になる。
記憶がなくなるのだから当然感情もなくなるだろう…
この心を失った人間は人形の悪魔によって操られた人間のように淡々と動くのではないだろうか。
それはそれで幸せなのかもしれない。だって苦悩や恐怖がなくなるのだから…
まとめ
84話でマキマの目的が分かった。
その目的とは「より良い世界を作ること」そして悪魔のいなくなった世界を作ることである。つまり人間が心を失った世界を作ることになる。
これが良いか悪いかはわからないが、私はそんな世界は嫌である。
ここはひとつ岸辺隊長に頑張ってもらいたい笑
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