チェンソーマン考察のネタバレ日記

週刊少年ジャンプで連載していたチェンソーマンの考察ブログです。(ネタバレ注意)

チェンソーマン考察|犬の気持ちとデンジの心!犬から読み取る考察!

今、ジャンプで最も面白いマンガ。それがチェンソーマン !

  

今回のテーマは犬の気持ち!

第80話でマキマが犬と楽しく戯れていた。

これまでのチェンソーマンにないくらい楽しそうに…(マキマに支配されて犬になりたいよ笑)

 

この犬はチェンソーマンで何度か出てきており、犬というワードが重要な意味を持っているようだ!

 

ではチェンソーマンの世界を犬から考察していくぜ!

 

 

デンジはマキマの犬?

第一話でマキマに拾われたデンジはうどんを食べる前にマキマから返事は「はい」か「ワン」と言われる。

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参考文献:チェンソーマン 2話

それに対してはいやいや返事をするデンジ。

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参考文献:チェンソーマン 2話

しかしデンジが筋肉の悪魔を倒し戻ってくると、マキマはデンジに「使える犬だね」と褒める。するとデンジは、「ワン」と返事!

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参考文献:チェンソーマン 2話

デンジがこの時点でマキマの犬としての自覚していることがわかる!

この序盤でデンジはマキマの犬になってしまったのだ。

てかこんな美人に飼われるなら本望かもしれん笑

 

マキマは犬好き!

第80話でついにマキマの本性が明かされた…

それはそう彼女が犬好きであると( ^ω^ )

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参考文献:チェンソーマン 80話

家でシベリアン・ハスキーを7匹飼っている時点で犬好きは確定だ笑

 

そういえばマキマはレゼ編で犬について語っていた。

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参考文献:チェンソーマン 52話

犬にネズミを噛み殺してもらうことで、マキマは安心すると言っている。

マキマにとって犬は安心することができる頼れる存在であるようだ。

 

またデンジは第2話でマキマに好きな男のタイプを聞いている。

ここでマキマはデンジみたいな人と言っていた。

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参考文献:チェンソーマン 3話

デンジ=犬」と考えた場合、この発言はお世辞ではなく、マキマの本心で犬が好きという解釈ができる。

 

マキマはかなりの犬好きのようだが、ただし命令に従わない犬はいらないと言っていた。

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参考文献:チェンソーマン 2話

このようにマキマは命令に従う犬が好きで、歯向かう犬は嫌いなようだ。

つまりマキマにとって犬とは命令に従う従順な存在となる。

 

デンジは生まれてからずっと犬だった!?

デンジがマキマと会う前、ヤクザに悪魔の死体を流す仕事をしていた。

デビルハンターならかなり高級な給料をもらえたのだが、父の借金を形見にヤクザに従う生活をしていた。

 

10歳くらい?からヤクザの下で仕事をしていた影響で、デンジは逆らわない性格になった。

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参考文献:チェンソーマン 1話

これは完全に従順な犬の状態である。

 

犬のデンジは血を吐いている状態でも、ヤクザの仕事を受けるのだ。

なんと従順なデンジや( ;∀;)

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参考文献:チェンソーマン 1話

デンジはマキマに会う前からも犬であり、マキマに会ってからもマキマの犬として生きている。デンジはずっと犬として生きてきた。

そのため80話でマキマと暮らしている犬を見て、同じ犬なのになんて幸せそうな犬だと感じたはずだ。

その犬を見てデンジは、「犬になりたい、マキマさんの・・・」と言ったのだろう。

 

もう1匹の犬 

このチェンソーマンのもう1匹の犬。

それはポチタだ。

ポチタはチェンソーの悪魔だが、力強く「ワン」と吠えている! 

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参考文献:チェンソーマン 1話

ではデンジとポチタの関係はどうだったのか?

デンジはポチタと契約を交わしていたが、その契約内容は主従関係と言うよりも友達のような契約だった。

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参考文献:チェンソーマン 1話

ポチタは犬なのになぜデンジと対等な関係になれたのか?奴隷ではなく友達になれたのか?

 

契約の時の回想を見てみると…

いきなりデンジの前に現れたポチタ。

その時にポチタは傷を負って死にかけており、契約するには不利な状況であった。

しかしポチタはデンジと契約する前に、一度デンジに敵意を向けている。

この気迫のチェンソーがその証拠だ!

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参考文献:チェンソーマン 1話

ではなぜ敵意を向けた相手と契約をしたのか?

ここからは私の予想だが、ポチタはデンジと会う前は従順な奴隷のような支配された存在であったと思う。その奴隷状態から自由を求め戦った結果、傷をおったものの逃げ出すことに成功したのではないか!

このように自由を求め戦ったポチタだからこそ、対等な契約が結べるかが直感的に分かったのだ!

 

そしてデンジに「死にたくないのなら噛め!」と後押しされ、ポチタは手に入れた自由を手放したくないため、デンジと血の契約をしたのだ。

ポチタは契約内容を聞く前に噛んだことから、余程死にたくなかったようだ。

 

悪魔は死ぬと地獄へ戻るらしいが…

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参考文献:チェンソーマン 53話

ポチタは「死にたくない」=「地獄に行きたくない」。

つまりポチタは地獄で奴隷のように支配されていたが、自由になるために地獄から現世に蘇った。そのため死ぬことだけは回避したかった。

 

53話で天使の悪魔が地獄にいるときに「ブウン」と言うチェンソーのエンジンを吹き鳴らした音を聞いている。

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参考文献:チェンソーマン 53話

このことからもポチタが地獄にいたことが確定する。

 

ポチタは地獄で誰に使役され、何をしていたのか?これについては今後説明されていくだろう。予想が外れていたらゴメンね(*^^*)

 

デンジのこれから

デンジはこれからマキマの従順な犬(奴隷)となるだろう。

ただこのポチタの流れを考えると、デンジはマキマの支配下から再度自由を求めるようになる。

そのときにデンジは本当のチェンソーマンになるのではないだろうか!

 

この物語は支配され搾取され続けたデンジがどうやって自由になるかだと私は思う。

デンジにとっての自由とは何か?デンジの望む夢とは何か?

 

それについてはまた考察して行きたい。

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